ギャンブルをやめる

研究により、多くの人が「ギャンブルを絶つ」と思い立った時から、実際にギャンブルを止めることができるまでに時間差があることが分かっています。止めようと決めたからと言って、ギャンブルをしたいという欲求がすぐになくなるわけではありません。ギャンブルをやめるということは、一度に到達できる目的地ではなく、時間をかけて進むプロセスであることを忘れてはいけません。

IROEAでは、ギャンブルを止めたいというプレイヤーの意思を全面的に尊重し、その過程をサポートします。以下では、ギャンブルをやめる過程で参考にできる内容をまとめていますが、最も効果的な方法は身近な人からのサポートを受けることです。一時的な方法として、ギャンブル関連のアプリを削除したり、Net Nannyのようなフィルタリングソフトを利用したり、IROEAの会員サイトが提供するギャンブルの自己規制ツールを活用したりすることもできます。

止めようと思い立った後も、ギャンブルをしたいという欲求に駆られるのは自然なことです。ここで重要なのは諦めないこと。衝動を抑える度に、依存の力は弱まっていきます。

家族、友人、カウンセラー、またはヘルプラインでも構わないので、信頼できる人を見つけ、あなたが抱えるギャンブル問題に関して正直に話し合ってみましょう。時には、腹を割って話すことが問題解決の大きな足掛かりとなることもあります。

ギャンブルがしたくなる誘因を特定することは、依存症克服の重要なステップです。ギャンブルがしたいという衝動に駆られたら、少し立ち止まってみてください。人間関係や仕事のストレスから逃げようとしていませんか?

ギャンブルに代わる楽しみやアクティビティを見つけることも重要です。もちろん、言うは易く行うは難しですが、他のことに没頭できるようになれば、ギャンブルをしたいという欲求から少しずつ解放されるはずです。

依存症の克服に特効薬はなく、毎日の積み重ねが何よりも重要です。中には辛い日もあるかもしれませんが、それも自然なことです。つまずくことも回復の過程の一部と捉え、自分自身に対して優しく接することを忘れないでください。