
ギャンブルをコントロールする
ギャンブルを健全に楽しむためには、いくつかのコツとヒントがあります。もちろん、ギャンブル依存症を完全に防ぐことは難しいですが、以下でご紹介するヒントや当協会が推奨するツールなどを組み合わせて活用することで、ギャンブルによる悪影響を最低限に抑えることができるかもしれません。
ギャンブルを始める前に、ギャンブルの予算を設定しましょう。その範囲内でプレイすることで、無計画なギャンブルによる支出過多を防ぐことができます。自分で予算をコントロールするのが難しい場合は、入金制限やロス制限などのツールが役に立つかもしれません。また、手帳などに予算をメモして見返すことができるようにしたり、友人や家族などに伝えておいたりするのも手です。
予算に達したら、どんなに損失が出ていてもプレイをやめることが大切です。負けた分を取り返すために続けると、ますます大きな損失を招く可能性があります。プレイした金額を記録するギャンブル日記をつけるのも良いアイデアです。当協会の会員サイトでは、自分のプレイ履歴を随時確認できます。これを利用して自分の予算と支出を見比べ、コントロールするようにしましょう。
ギャンブルは収入源ではなく、あくまでも娯楽として扱うようにしましょう。つまり自分への「ご褒美」として適度に楽しむのが大事です。他の娯楽に予算を定めている場合、ギャンブルにも同じように予算設定をしましょう。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうものです。当協会の会員サイトでは時間制限やゲームプレイ時間リマインダーなどのツールを提供しています。これらを活用して、ゲーム画面から離れて適切な休憩を取る時間を確保するよう心がけましょう。
自分が何のためにギャンブルをするのか、今一度自分に問いかけてみてください。ギャンブルは決して収入源や現実逃避の手段であってはいけません。「ギャンブルがやめられない」と感じたら、信頼する友人や家族に相談するか、GamCareなどの専門機関に相談しましょう。
「何事もほどほどに」と言いますが、これはギャンブルも同じです。ギャンブル以外の気晴らしがない場合は、一度ギャンブルから離れ、他のアクティビティを検討してみるのが良いかもしれません。
ギャンブルは常に頭が明晰な状態でプレイするのが重要です。そのために、事前に休憩時間を定めておきましょう。もし休憩を取るためにゲームを離れるのが難しいと感じる場合は、サイトが提供するギャンブル規制ツールをご活用ください。自己除外ツールを使うと、一定期間アカウントにログインできなくなり、一時的なブロックをかけることができるようになります。これによって、自分をコントロールし、健全なギャンブル習慣を保つことができます。
飲酒をすると正常な判断能力が損なわれ、明晰な状態で責任あるギャンブルを楽しむことが困難になります。飲酒した状態でギャンブルをすることは避け、規制ツールや信頼する家族・友人の助けを借りて、細心の注意を払うようにしましょう。